アイスランドの政治体制をわかりやすく紹介

国旗

 

アイスランドは共和制を採用している議会制民主主義の国です。中世以来長らくデンマーク王国の植民地でしたが、1918年にデンマーク王を君主とする主権国家に昇格し、1944年にデンマークがドイツに占領されたことで、同君連合を脱退。共和国として完全な独立を達成しました。

 

アイスランドの政治

 

基本情報

憲法 アイスランド共和国憲法 (制定:1944年6月17日)
政治形態
  • 共和制
  • 複数政党制
  • 議会民主主義
国家元首

呼称:大統領
業務:儀礼的業務
任期:4年
選出方法:国民による直接選挙

行政長

呼称:首相
選出方法:多数党の党首が大統領により任命

行政府

制度:議院内閣制
閣僚の選出:

立法府

呼称:アルシング(Althing)
制度:一院制
議員選出:4年に1度の国民による直接選挙

司法府 制度:地方裁判所、最高裁判所の二審制
行政機関
  • 首相府
  • 産業・イノベーション省
  • 財務・経済省
  • 内務省
  • 教育・科学・文化省
  • 環境・天然資源省
  • 外務省
  • 福祉省
選挙
  • 制度:比例代表制
  • 投票率:81.2% (2020年3月時点)
  • 選挙権:18歳〜
主な政党
  • 独立党:保守主義/自由主義
  • グリーンレフト:左翼/環境
  • 進歩党:重農主義
  • 社会民主同盟:社会民主主義
  • 中央党:キリスト教民主主義
地方自治 8つの地域に分かれており、さらに77の自治体に分かれる
政治史

930年
アルシングの設立

 

1991年
二院制から一院制に変更

 

1980年
ヴィグディス・フィンボガドゥティルが、直接選挙で選ばれた世界初の女性大統領となる。

 

1994年
地方自治の導入

 

2000年代
全ての左派政党が合併し社会民主同盟が結成

 

2009年
左派の社会民主同盟のヨハンナ・シグルサルドッティルが政権を取る

 

国家元首

国家元首は大統領で、国民投票による直接選挙で選ばれます。象徴的地位に留まり、政治的な実権は持ちません。立憲君主国の国王と似たような立ち位置といえます。任期は4年。

 

立法府

立法府であるアルシング(Altingi)は、世界最古の近代議会といわれており(930年創設)、途中ノルウェーやデンマークによる植民地支配で廃止があったものの、19世紀には復活しています。現在は一院制議会で、63名の議員で構成されています。

 

評価

アイスランドの政治は非常にクリーンなことでも有名で、TI(国際透明性機構)が発表している腐敗認識指数によれば、2019年時点で、「世界で11番目に汚職が少ない国」と評価されています。

基本情報

アイスランド共和国
Republic of Iceland


アイスランドの国旗

国旗

アイスランドの国章

国章

場所
地理
建国・独立 1944年6月17日
首都 レイキャヴィーク
人口(2018年総計) 355,620人(170位)
面積 103,000km2(105位)
社会
主要民族 アイスランド人
公用語 アイスランド語
主要宗教 アイスランド国教会(ルター派)
政治・経済
憲法 アイスランド共和国憲法
政治制度
  • 共和制
  • 議院内閣制
国家元首 大統領
軍事組織
  • アイスランド危機対応部隊
  • 防衛庁
  • 沿岸警備隊
  • 警察特殊部隊
主要産業
通貨 アイスランドクローナISK
自然
気候

南部:西岸海洋性気候(Cfc)
北部:ツンドラ気候(ET)

クヴァンナダルスフニュークル(2,106 m)
ショウルス川(約230km)
ヨークルスアゥルロゥン(18 km2)
グリームル(約190m)
インフラ
主要空港
  • ケプラヴィーク国際空港
  • レイキャヴィーク空港