アイスランドの自然環境

アイスランドの地形の特徴〜火山、氷河、溶岩、フィヨルド…〜

アイスランドは、「火と氷の国」という通り名通り、広大な溶岩砂漠と氷河が広がる国です。さらに、複雑に入り組んだ海岸線(フィヨルド)、広大な高原、海嶺により形成された独特な岩肌などなど、この国の地形はなかなか変化に富んでいることで知られます。フィヨルドアイスランドの海岸線には、複雑に入り組んだフィヨルドと呼ばれる地形が多数存在します。他にない独特な自然景観が観光資源にもなっている他、入り組んだ地形は水...

アイスランドの生息動物〜この国の固有種とは?〜

アイスランドで観光客に人気なパフィンアイスランドに生息している動物は、実はヒツジを始めとする家畜が大半だったりします。しかし少ないながらも珍しい動物や、この国でしか見られない固有種なども存在します。鳥類空気の澄んだ自然豊かな土地なので、他の国では見られない多種多様な渡り鳥が観察できることでも知られます。中でも大きく鮮やかなクチバシが特徴的なパフィン(ニシツノメドリ)が有名で、パフィンウォッチングは...

アイスランドのつつましい植生

アイスランド名物のルピナスアイスランドの気候は、極地特有の寒冷・乾燥気候です。国土の大部分がむき出しの溶岩砂漠や荒野、という環境は植生に適するとはいえず、森林と呼べるものもほぼありません。しかし比較的温和な南部の沿岸地域には、つつましくも豊かな植生がみられ、とくに鮮やかな紫色の小さな花をつける多年草ルピナスは有名です。ルピナスとはルピナスはアイスランドの植物にしては珍しく、背が高いのが特徴です。と...

アイスランドに森がない理由

アイスランドには「火と氷の国」といわれています。その名の通り、陸地の大部分が氷河、溶岩、荒野などに覆われており、国土に占める森林面積の割合は0.3〜0.5%程度しかありません。ヨーロッパで最も森林の少ない国といわれています。なぜここまで森林が少ないのでしょうか。なぜ森林が少ないのかアイスランドはもともと無人の島で、バイキングによる植民が始まる前は、島の30%から40%がカバ林に覆われていたと伝えら...

アイスランドをとりまく海の名前

アイスランドは四方を海に囲まれた島国です。有数の漁業大国として発展してきたアイスランドにとって、国土をとりまく海の存在は、国の歴史そのものといってもいいでしょう。北大西洋大枠で見ると、アイスランドは五大洋の1つである大西洋という大海に取り囲まれてい ます。大西洋はさらに南大西洋と北大西洋に分けられ、アイスランドが属するのは北大西洋です。北大西洋には各地に漁場が存在しますが、特にアイスランド近海は、...

最高峰の山

アイスランド最高峰のクヴァンナダルスフニュークル山アイスランド最高峰の山は、アイスランド南東部のスカフタフェットル国立公園にあるクヴァンナダルスフニュークル山(Hvannadalshnukur)です。アイスランド最大の火山エーライヴァヨークトルの山系で、標高は2,110m。日本のアカンダナ山(岐阜県)、御座山(長野県)などと同じくらいの高さになります。呼称はアイスランド語で「シシウドの谷の頂」とい...

アイスランドに火山が多いのはなぜ?

アイスランドはその名の通り、氷河が多い国ですが、一方で真逆の存在である火山が多い国でもあります。火山活動を背景とした温泉や、それを利用した地熱発電など、火山による恵みはこの国の発展に大きく寄与してきました。なぜ火山が多いのか火山とは簡単にいえば、地球内部のマグマ(溶岩)がホットスポット(地球深部のマグマが湧き出る地点)から地表(もしくは水中)に噴出することでできる地形のこと。その地形とは文字通り山...

アイスランドにある「地球の裂け目」の正体とは?

アイスランドのシンクヴェトリルにある「裂け目」アイスランドの国立公園シンクヴェトリル(アイスランド語: Tingvellir)には、各地に「ギャオ」と呼ばれる「地球の裂け目」が存在します。シンクヴェトリルは大西洋中央海嶺(ユーラシアプレートと北米プレートの境目)の地上露出部分であり、ギャオというのは、この海嶺が東西に引っ張られる作用で形成された大地の亀裂です。シンクヴェトリルの西端のアルマンナギャ...

アイスランド最長の川は?

アイスランドには多くの氷河が存在し、その氷河を水源とする川が、多岐にわたり流れています。川の流域には水力発電所も建設されており、アイスランドにおける重要な水力資源として利用されています。ショウルス川アイスランド島南部を流れる延長約230kmのショウルス川は、国内最大の河川として知られます。ホーフス氷河を水源に持ち、氷河から溶け出した水は南西流し、アイスランド中央高地の山あいを通り、下流でトゥングナ...

最大の湖

アイスランド最大の湖ヨークルスアゥルロゥンアイスランドには大小合わせ70以上の湖が存在しますが、中でも最も大きいのがアイスランド島南東に位置する氷河湖ヨークルスアゥルロゥン(Jokulsarlon)です。クルーズなどの観光業のほか、魚の豊富さから漁業もさかんです。面積は18 km2、水深200mほどで国内2番目の深さです。ヨークルスアゥルロゥンの場所ヨークルスアゥルロゥンの位置20世紀半ばの氷河の...

アイスランドで最大規模の滝は?

アイスランドは、西岸大西洋気候(多くの雨をもたらす気候帯)に属する、氷河(夏に溶け出し河川を生成する山)が多いといった滝が出来るための好条件が揃っているので、国内には多くの滝が存在します。グトルフォス(Gullfoss)アイスランドに数ある滝の中でも、最大規模を誇るのがグトルフォス(Gullfoss)と呼ばれる滝です。ラング氷河を水源とし、最大幅約70m、最大落差30mという国内屈指の規模で、首都...

シンクヴェトリル国立公園

アイスランドのシンクヴェトリル国立公園アイスランドには全部で3つの国立公園が存在しています。アイスランドの豊かな自然や貴重な文化遺産の多くはここに存在し、国の管理のもとでしっかりと保全されています。シングヴェトリル国立公園シングヴェトリル国立公園の所在地国立公園指定:1930年面積:約240km2レイキャビクに近いアイスランド南部にある国立公園です。ほぼ海底に存在する大西洋中央海嶺が地上に露出した...

基本情報

アイスランド共和国
Republic of Iceland


アイスランドの国旗

国旗

アイスランドの国章

国章

場所
地理
建国・独立 1944年6月17日
首都 レイキャヴィーク
人口(2018年総計) 355,620人(170位)
面積 103,000km2(105位)
社会
主要民族 アイスランド人
公用語 アイスランド語
主要宗教 アイスランド国教会(ルター派)
政治・経済
憲法 アイスランド共和国憲法
政治制度
  • 共和制
  • 議院内閣制
国家元首 大統領
軍事組織
  • アイスランド危機対応部隊
  • 防衛庁
  • 沿岸警備隊
  • 警察特殊部隊
主要産業
通貨 アイスランドクローナISK
自然
気候

南部:西岸海洋性気候(Cfc)
北部:ツンドラ気候(ET)

クヴァンナダルスフニュークル(2,106 m)
ショウルス川(約230km)
ヨークルスアゥルロゥン(18 km2)
グリームル(約190m)
インフラ
主要空港
  • ケプラヴィーク国際空港
  • レイキャヴィーク空港