アイスランドに鉄道がない理由

アイスランドに鉄道や地下鉄はありません。移動のための公共交通機関は、車、バス、フェリー、飛行機などを利用します。(詳しくは【アイスランドの交通事情|基本的な移動手段を知っておこう】で解説)

 

日本に全国各地にくまなく鉄道網が張り巡らされており、電車が走っているのが当たり前の光景なので、電車がない国なんて想像しにくいかもしれません。

 

しかしアイスランドの人口は35万人程度と、日本の新宿とほとんど変わらず、全人口の70%が首都圏に集中しているので、鉄道の建設や保守管理に投資しても利益が生めない可能性が高いのです。

 

国内で、遠距離の場合や車で行きにくい場所(フィヨルドなど)に行く場合、国内線のレイキャビク空港を利用します。

 

昔は鉄道があった?

1900年初期、首都レイキャビクと、南部最大のセールフォスを結ぶ鉄道建設が何度か立てられたことがありますが、結局採算が合わず取りやめになりました。

 

またレイキャビク内では、採石場から港まで岩を運ぶ2両の機関車が走っていましたが、今は廃止され、博物館で展示されています。

 

また1930年代には、レイキャビク郊外の農場で、農場内を走る鉄道が存在しました。農場内での運搬に利用されていましたが、こちらも数年後に放棄されました

 

将来の建設計画

近年、アイスランドを訪れる観光客が増加しています。2010年頃には50万人に満たなかった観光客が、金融危機後の通貨安により、2017年には177万人に達しました。(アイスランドの観光事情を参照)

 

空港からの道が非常に混雑するようになったことを受け、ケプラヴィーク国際空港とレイキャビクを繋ぐ、高速の高速のラーバ特急を建設するアイディアが出されています。しかし資金面の問題でなかなか計画は前に進まないようです。

 

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